理事長挨拶

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日本の住宅の仕組みは戦後大きく変わってしまいました。
それまでの伝統的な住宅の形式は量産住宅会社にとって「合理的ではない」という理由からなくなってしまったのです。
伝統的な作りは確かに、現在の住まい方に合わないところもあるでしょう。しかし、長い年月に渡りゆっくりと日本の気候風土にあった建物が形成されてきた素晴らしい物でした。それが、近代化する中、本来残すべき良い所までもなくなってしまいました。

私は、その近代化の波(高断熱、高気密)が十分な検証がされないまま益々加速して、本来の日本の気候風土にあった住まいが失われてしまうのではないかと考えています。

そのようなことに気がつき始めたのは、私がとある住宅メーカーに勤め始めてしばらく経った時のことです。もともと大学では建築の歴史を専攻しておりましたので、少なからず違和感を感じていました。その違和感は昔の家の建て方と現代風の建て方が違うということでした。

詳しくは、別に述べたいと思いますが、その新しい作り方や新しい素材(新建材)というものが歴史的な検証をせずに使用されていることが問題と感じています。

私は、少なくとも室内空間においては歴史的に検証された素材を使うべきと考えています。

当社団では、家造りにおいてどのような素材が安心して使用できるのか、また現在の高気密高断熱の住まいで今発生している問題点を皆様にお伝えしたいと考えています。

当社団では住まいづくりをお考えの方、お悩みの方にご参加していただける勉強会を全国で開催してまいりますので、ご参加ください。


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